学坊屋第二弾@松江
本日は、夏休み子どもの居場所PJの1つ、公民館青少年部主催の社会見学ツアー第2弾が実施されました。
川津小4年生から6年生までの21名は、川津公民館に集合したのち、貸し切りバスにて松江市殿町にある島根県警察本部を訪問。まずは島根県中の110番通報を受ける通信指令課へ。年間4万件弱の通報を受けるそうで、隣でお話を聞いている際にも電話がかかっていました。ここでひったくり事件を題材にビデオで勉強。事件発生から犯人逮捕まで迫真の映像で子供たちはくぎ付けでした。110番にちなんで、いち(1)早く い(1)そがず慌てず れい(0)静にというのが通報のポイントだそうです。その後、交通管制センターで渋滞状況の現状や信号機について学びました。車の信号は各色の直径が30cmもあり、間近で見るとかなり大きいです。
次にニューアーバンホテルへ徒歩で移動し、9階にあるスカイビューキャンドルでランチビュッフェ。宍道湖の美しい景色を見ながら、おしゃれなガラスの小鉢に入ったラタトゥイユやカレー風味のクスクス、豚のチーズ焼きなど、シェフの技術が垣間見れる視覚にも美しい数々の料理。にも拘わらずやはり子供たちの人気は、カレーライスであり、ペペロンチーノやナポリタンのスパゲッティ。好きなものをたくさん食べるのはいいことですが。
空腹を満たした後は松江気象台へ。千葉の気象大学校よりちょうど研修に来られていた若い学生の方2名が、松江気象台の歴史や観測に使用する機器などについて説明して下さり、実際に雨量計や感雨器のある外部の露場も案内して頂きました。若い方だったためか、年齢、趣味、彼女の有無などプライベートな質問を子供たちよりバシバシされ、それに律義に答えている姿が印象的でした。
最後に山陰中央テレビ(TSK)を訪問。昨年西川津から移転開始したばかりの新社屋です。採光を考慮して宍道湖側に配置された大きな窓、社員間のコミュニケーションを促進するための仕切りのないデスク配置、環境を考えたフロアの床各所からの空調など、最先端の設備を見学しました。そして本日一番盛り上がったのは、何と言ってもスタジオ体験です。子どもたちは、アナウンサー、カメラ、スイッチャーの3役に分かれ、お天気ニュースの放送を体験しました。モニターに映る友人の姿に大盛り上がりでした。
付き添いの皆様、暑い中一日お疲れさまでした。
(文章・写真 情報部N)