身近な例からお金の世界に触れました
8月19日(月)に夏休み子どもの居場所づくりプロジェクトのPTA企画の1つとして、島根県PTA連合会の助成も受けて、「みんなが知らないお金の世界をのぞいてみよう」を実施しました。
例年、子どもしゃちょープロジェクトと題して、ファミリーフェスタでの出店をゴールとする4回の講座としていましたが、今年は単発のインプット講座として実施しました。2年生から6年生までの子どもたち11名、講師1名(島根キッズマネースクールえんむすび校吉川佳奈美さん)と補佐2名の参加となりました。
午前中はアイスブレークから始まり、お金についての様々なお話をクイズ形式で聞いたり、売れるパン屋さんとそうでないパン屋さんとの違いについて班ごとに考えて発表したりしました。
お昼はカフェかなちゃん家からのスペシャル弁当を提供してもらい、公民館2階の和室でみなほぼ完食しました。和室にはスポンジのおもちゃがあり、食後にチャンバラやらぶつけ合いっこやらが始まり、休憩時間に汗だくになっていました。靴下が片方紛失した男の子もいました(!)が、お弁当のカラ入れの段ボールから15分後に無事発見されました。
午後からは気持ちを改めて、ファミリーフェスタで実現したいお店の事業計画を作ります。各自何をやりたいかを決めて、それの材料費や利益などを見積もります。かき氷屋さんやワッフル、綿菓子など、それぞれ必要な材料をリストアップして、スマホで費用を確認し、利益を計算して皆の前で発表しました。2年生には、原材料費や売上など、難しい漢字や見たことのない桁数の数字などがあり、ちょっと発表は困るところもあったかもしれませんが、頑張って立派に対応していました。
かき氷屋では、スマホで材料費を調べた結果、氷やシロップが意外に高いことや、それと比べるとコップやストローが異常に安いことなど、子どもたちにとって新しい発見があったようです。
今後、ファミリーフェスタでの出店運営を希望する子どもたちを募集して、本番での事業体験を目指します。今回参加の子どもたちはほぼみなやりたいと言っていました。近々案内のチラシを配布しますので、積極的なご参加よろしくお願いします。
文責:野津良幸(PTA会長)